ロックハートの国からこんにちわ
先日、群馬県にあるロックハート城というところに行ってきた。
ヨーロッパの古城の復元??と聞いて
似たようなものを建てただけかと思っていたら・・・
ななななんとバブルの時代に30億かけてシベリア鉄道を使って運んできて移築したらしい・・・ってエエエww??
↑このままの言葉で聞くと、話が常識の範疇から逸脱し過ぎてて
最初どういう事なのかよく理解出来なかったが、
解体して石を運んでるうちにバブルが弾けて、
その石でこの群馬の山奥に同じ城を建てて、
ロックハート城、という施設が出来上がったらしい。
今の時代の一般庶民がどんな風に頑張っても、ぜっっったいに思い浮かばない企画だ。
ていうかなんだその発想。
1993年に完成し、なにかとロケに使われたり、結婚式場にもなってたり、
かと思えば施設の奥にたった3000円のバンジージャンプがあったり、
(けどバンジーは今は出来ないらしい。ってなんでだ。)
かと思えば化石が展示してあったり、、
とりあえず、敷地内に詰め込められる物を詰め込みまくった感もあるが
個人的には割と好きなジャンルのテーマパークだ。
今回は、職場の旅行であり、ここがメインではなかったのでちょっと立ち寄った、という程度だったため
ゆっくりと、じっくり見尽くせなかったがその一部を紹介しよう。
『ヨーロッパの古城』という設定の筈なのに、庭に置いてある石像がゆる過ぎる。
どうしてこうなったんだろう。
ところどころに、このテの石像がポツポツとあった。
施設内の至るところに、神社の絵馬みたいな感じで
プラスチックの赤いハートに願い事が書かれて吊るされていた。
庭であろうが、屋内の展示品であろうが、どこにでもぶら下がってた。
どうでもいいが、このハート・・・なんと呼べばいいのか分からなくて公式サイトを見たら、『ハートの絵馬』って書いてあった。
あぁ、絵馬でいいのか。・・・ってまぁ確かに絵馬っぽい使い方はされてるけど、、絵馬・・・・。
ロックハート城本体へ入っていこう。
中にはギャラリーショップや古書コレクションなど・・・見ていて古城の雰囲気としっくり合うものもあった。
城の3階にあったのは、
『津川雅彦コレクション 世界のサンタミュージアム』。
部屋の撮影は禁止されていたので撮れなかったが、
公式サイト(http://www.jrs-w.com/lock-heart/frames/topics.htm)を見たら大体こんな様子、っていうのは分かるかも。
このサイトだけでは伝えきれないが、
「友達んちに遊びに行って、部屋がこれだったら確実に距離を置く」という話でまとまった。
そしてこのサンタコレクションの隣の部屋が。これ。
クリスマス時期のはりきり過ぎた民家みたいな部屋に無造作に置かれた犬や鹿たち。
90年代初頭のテレビドラマで佐野史郎辺りがこの部屋で木馬に乗って
「アハハ・・・・ アハハハ・・・」と遊んでてもおかしくない感じの部屋だった。
写真だとフラッシュのせいで、薄暗い部屋とイルミネーションの光具合が醸し出す不気味さがちょっと軽減されてて残念だ。
次は城の外。
いきなりこんなものが!!こんなの見たら、こうする以外の選択はない!・・・のでやる。
このみせしめ台は、『よみがえった石ころ達のミュージアム』の前に設置されていた。
石ころ?石の展示・・・??と最初みんなスルーしてたが、、
中に入ってみたら・・・すげーーー!なにこれ!!すご過ぎる!!
何百個ものペイントされた石が展示されてて、
上の写真のような食べ物ばかりでなく、動物や建造物、過去の大統領や札束、妖怪・・・かと思えばパンとバター。
脈絡がなさ過ぎて、何でこの石を見てこれ!!?と思うものばかり。
詳しく紹介してるサイトがあったのでリンクを貼らせて貰います。
このロックハート城見学レポートの1~2ページ目に石ころペイントの紹介はしてあります。
この石ころペイントは本にもなってるようです。
買おうかなぁ~。てか今も売ってんだろか?
という訳で、時間の関係もあり周り切れなかったロックハート城。
いつかもしかしたら近くまで立ち寄る事がある・・・かもしれないが、
その時までになくなるなぁぁぁぁあ!!!・・・と思う。
その時になくなってなければまた行こう!