手作りせんとくんであそぼう
2008年年末、友人たちと仮装をする事になった。
何の仮装をしたら面白いかなぁ~・・・と、2008年っぽいもので考える事にしてみた。
うーーーん・・・2008年と言えば・・・・と思い出したのが、あるゆるキャラ。2008年に問題になったかと思えば脚光を浴びてみたりメディアで見る機会が多かったアレ。『せんとくん』。
不評だったかと思えば、最近はそんな事もなくなった『せんとくん』。
しかし、せんとくんの仮装・・・どうやってやればいいんだろう。
万が一パーティグッズ売り場にあればいいなぁ~・・・という淡い期待を胸に売り場へ行ったが見つからず。
同じ2008年にメディアの露出度が多かったものになれるグッズならいっぱいあったが・・・せんとくんとはちょっとジャンルが違う。せんとくんはどこにも居ない。
『グーグーセット』と『世界のナベさん』
直接的な名前がダメなら『仏像さん』辺りでなんかそれっぽいグッズが出ててもおかしくなさそうなもんなのに・・・と思いつつ、
ないのなら、作ってしまおう!と思い立った。
頭皮の表現と角はどうしよう
手作りと言うと、個人的には編み物でやりたいところだが、
せんとくんの特徴である『坊主』と『角』。
- 『坊主』については髪の付いてないハゲヅラを用意した方がより頭皮っぽく見えるのでは・・・
- 『角』については、毛糸でそれっぽいものを作った事がないので、まっすぐの状態で枝のようになってくれる確証がない。本物の枝を使った方が再現率はあがるかも。 ⇒この2つをどうにか組み合わせれば・・・何とかなる・・・かも??
毛糸で作ると再現率が下がってしまうのでは・・・という懸念もあり、毛糸で作る以外のやり方も考えていたが、
- 持ち運びの手軽さから折り曲げられる方が良い
- 本物の枝を使ってしまうと、周りの人への注意を払う必要が出てくる
- 枝が折れたら終わり
- そもそもハゲヅラと枝を接着の仕方が全く思い浮かばない
このような理由から、全くどうなるか見えない状態ではあるが、とりあえず毛糸で作り始めてみる事にした。
そしてもう1つ、どうするか迷ったのが『耳』だ。
人間の耳を出す格好の帽子にするのか、せんとくんの耳を編み、それを帽子に装着するのか。
これについては、せんとくんの大きな福耳は編んだ方がきっと最限度が高くなる!と判断した結果、耳も編む事にした。
強めに編んで固めの帽子に!!
ちなみに、この肌色の帽子をかぶったら坊主に見えるようにするためには
- 頭にフィットさせる
- 自分の髪の毛を全て帽子内に収納出来るようにする
この2点・・・即ち、『水泳帽の原理』だ!!水泳帽は伸びる素材で頭にフィットし、髪をコンパクトに帽子内に収納してくれる。
これでなんとか坊主っぽくなりそうな気がしないでもない。
角について考え過ぎてる最中にテレビにこれが写り、参考にならないかと咄嗟に撮ってしまった・・・。きっと全く参考にはならない。
角も毛糸できつく固く編む。中に綿でも詰めれば意外にちゃんと角っぽくなってくれるかもしれない。
このような棒状のものを数本編み、それを糸で縫いつけ枝っぽいものを作った。
とりあえず作ってみた角。
なんとか完成!
こんな感じで試行錯誤の末出来たのがこのせんとくんだ。
帽子として持ち歩き易く、装着もし易い。そしてせんとくんを知っていれば誰が見てもせんとくん!
何故か後頭部に傷跡みたいなナナメ線が入ってしまった・・・。まぁいいか。
「耳が気持ち悪く再現出来てる」とよく言われる。
帽子としては完成したが、仮装をするとなると服装はどうしよう。
基本的に会場へ行って大掛かりに着替えるという事はしたくなかったので、
せんとくんっぽく見える普段着を着て行った。
これに用意しておいた襷と帽子を装着するだけでせんとくんの完成だ!
一目でせんとだと分かって貰えた
服装の詳細。短時間の着替えで完成する。
- 多少暴れても型崩れがしない
- 人に当たっても大丈夫
- アクリル素材の為、ずっとかぶってると痒くなる
- 蒸れる
せんとくんとして遊ぶ
2009年に入ってからも何かにつけてせんとくんで遊んだ。
まずは友達の家での新年会から。
ジェンガを真剣にするせんと
指ツイスターを真剣にするせんと
友達の家の犬の家を占拠するせんと。
ガルルルガルルル
誰だよお前!そこ俺んちだよ!!
和解
犬や友達と遊んだところで、この日は「何か正月っぽい事をやろう!」という趣旨で集まっていたので、書初め大会っぽいものを始めてみた。
・・・書初めなんて・・・・多分中学生以来だ・・・。
せんとくんとして伝えたいこと
そもそもせんとくんって何だっけ・・・?と思ったらそういえばよく知らない。
奈良の遷都1300年記念っぽいものの為のキャラという事は知ってるが、
具体的にいつ、何があるのかよく知らない。
奈良の『平安遷都1300年祭』サイトを見てみたら、「祭りまであと何日」というカウンターがあった。知らない人が多い気がするのでせんとくんとしてこれを伝えよう。
あと355日で始まるよーーー!!(※2009年1月11日時点です。2010年元旦スタート。)
ダジャレで遊ぼう!せんとくん!
せっかくせんとくんがある事だし、せんとくんを利用しつつ何かをしよう。
と言っても何かってなんだ。
どうにかしてせんとくんで遊びたい。
どうにかしたい。
どうにかせんと・・・
どげんかせんと!!!
という訳でダジャレを連発しよう。ダジャレを連発せんと。
戦闘機(せんとうき)を眺めるせんと
セントレアに行ってみたい・・・
セントバーナードとせんと
銭湯(せんとう)に行きたい・・・
カラオケせんと(しつこいようだが「しないと」の意味で)
日常における(?)せんとを使ったダジャレを連発したところで、次はダジャレでカラオケをしよう!
ダジャレでカラオケ!せんとくん!
ダジャレでせんとくんカラオケをするに当たって、手始めに『曲名』と『歌手名』を『せんと』で検索。
曲名はこれだけ。知ってるのが少な過ぎる・・・・
歌手名はこれだけ・・・。
『いい湯だな』(せんとうのテーマ)
せん・・・と風になって・・・・惜しい・・・!!「せんとか~ぜ~~に~~♪」と歌えば良い
せ(い)んと星矢~~~~!!
歌ってるのは$10(テンダラー)。「ドルじゃなくてセント!!!」とか言いたいにしてもただの酔っ払いでしかない・・・
普通の帽子っぽく。意外と普段使いにも出来るかも!?
途中、無意識に『せんと』と入力していてハッとした・・・
おまけになったよ!せんとくん!
カラオケでセントジュエルをさがせ(ビックリマンの歌)を歌った事から、なんかビックリマンに出てきそうだな・・・せんとくん。と思った。
なのでちょっとビックリマンシール風のお菓子のおまけに付いてきそうなシールを作ろうとしてみたら意外にあっさり出来た。
スーパーセントくん!!
とりあえず、印刷してみた。
本当ならホログラムラベルの用紙(ピカピカのやつ)に印刷した方が再現度が上がると思うが、まあいいか。
シールになったよ!せんとくん!
ビックリマンチョコを買ってきて、それに入れて出してみたら
ほんとにそれっぽく見えるか試してみようと思い店に行ったが・・・
え?どこにもない?今ビックリマンシールってないの?!
・・・という訳で、見つからなかったので、適当な他の菓子の袋に入れたらオマケっぽく見えるか試してみた。
ガルボのオマケ。・・・と言ってもちょっとそれっぽく見えないような・・・
やっぱり子供用のお菓子っぽい袋じゃないと、オマケっぽさは出ないのかも?次は仮面ライダースナックから取り出してみた。
こっちの方がしっくりくる!
やっぱり子供用・・・しかも男の子用っぽいパッケージの商品から取り出した方がそれっぽく見えるようだ。
最後に・・・せんとくんの可能性を考える
今回作ったこの帽子だが、せんとくん以外の用途はないのか・・・と言ったらないような気がするが、
せんとくんを知らない50代の男の人に「え?それトナカイじゃないの!?」と言われた。ちなみに現在「これを見るまでせんとくんを知らなかった人」は知人内に3名確認出来ていて、いずれも50代男性である。(7~80代のおじいちゃんおばあちゃん世代には見せたら説明が面倒になりそうで、現時点で見せてないが・・・)
トナカイと言われたので、色違いを作ったらトナカイになるかを試してみた。せんとくんの頭皮部分を茶色く塗ってみた。
うーーん、、頭皮が肌色のせんとを見過ぎたせいかなんか不自然・・・
トナカイを作るならば、赤い鼻とかそういう要素をもうちょっと追加すべきかもしれない。今年のクリスマスシーズンになったらトナカイも作ってみようかなぁ~と思う。